LE 16G TurtleNeck
レショップにとっての冬の制服。それがタートルネックのニット。スタッフ全員が所持していて、10枚持っているという強者も。
思考せずに袖を通せるようなワードローブの中心にあるもので、「毎日のように着ているからこそ、細部にこだわっています」と金子は語る。
まずはタートルネックの長さ。折り返してきっちり顎の下に来るように計算されている。金子の個人的な好みが反映されている。たわまず、ゆるまず、締め付けすぎず、苦しくないバランスを狙った。美しく快適なネックまわりはぜひ体感してほしい。
「Tシャツのよう」という表現には、消耗品であるという意味も込められている。ニットにしては非常に高い耐久性を持ち、毛玉も出にくい。実際にシーズンを通して何度も袖を通しているが、毛玉はほとんど見られない。ラフに着られるように、価格とクオリティのバランスにもこだわった。
タックインできるように裾はやや長めだけれど、出して着てもサマになるバランス。リブを外して、Tシャツっぽい始末に。
生地はウール100%で、16Gという網目のニット生地。ハイゲージでありながら、体のラインが出すぎず、インナーとしてだけではなく1枚でも着られる。コンパクトだけれどピタッとしない。
タートルネックは、無条件に上品さを付け足すという特性を持つ。ジャケットに合わせてとことんシックに。ダメージや汚れのあるデニムと合わせてアンバランスに。カバンに一つ入れておくと、TPOへの対処にもなる。気温が下がるにつれて品薄になってしまう名品。初めての方、タートルネックに苦手意識のある方にはまずお勧めの1枚。
Credits LE 16G TurtleNeck ¥18,000+tax